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現代ガレ展

日本ルーマニア国交100周年記念

ルーマニア大使館後援
~現代ガレ展~

2024/2/23(金) 10:00~19:00

2024/2/24(土) 10:00~19:00

2024/2/25(日) 10:00~17:00

3日間限り

シンカワジュエリー可部店
特設会場内にて開催!

この度、日本とルーマニア国交100周年記念の一環として、ルーマニア大使館のバックアップのもと、ルーマニア特産品の「ガラスの宝飾品」と呼ばれるアールヌーボーの現代ガレ製品などを通じ、文化的な交流の意味も兼ねて現代ガレ展を開催いたします。この機会に、フランスからルーマニアに渡り伝承されたエミール・ガレの光の芸術である現代ガレコレクションをご堪能いただければ幸いです。

ガラス工芸家エミール・ガレの作風を受け継ぐルーマニアの職人によるランプや花器、および茶道具など約40~50点を展示いたします。

エミール・ガレからTIPガレへ

ガレは1848年フランスの北東部の町ナンシーで生まれました。ナンシーのあるロレーヌ地方は古くからガラスや陶器など、火を用いた工芸が盛んに行われていた地域です。ガレは若いころには文学、美術、哲学、植物学などを学び、ガラス工房で本格的な技術を磨いていきました。1878年パリ万博で金賞受賞、1889年パリ万博は300点余りのガラス作品を出展、グランプリを獲得しています。その後はアールヌーボー・ナンシー派(ガラス工芸、陶器、木工家具など様々なジャンルで活躍するアーティスト集団)の中心的指導者として活躍しました

しかし、1904年ガレの没後に工房は閉鎖され、フランスがアール・デコ期に移行するようになると、ガレの弟子たちも祖国を離れていきました。当時のルーマニアの皇室は事態を憂い、彼らを招きいれ、ガレの技術と世界観を後世に残そうとしたのです。ガレの一番弟子のモンテッシーにより、ルーマニアの多くの職人たちに伝承されたガレの世界を継承する作品は、その後の世界的な紛争や危機をたくましくも乗り越えて一世紀もの時が流れた今日、世界的にも高い評価を得るようになっています。

これらは「TIP GALLE」(ティップガレ)または「現代ガレ」と呼ばれています。

 

TIPガレの作品の特徴

「私の源は森の中に」

植物研究においても有名だったエミール・ガレのアトリエに残された言葉です。

TIPガレの作品は、自然界に生きる蝶やトンボの他、葡萄や桜などの植物をモチーフにした自然主義の作風と、日本文化(ジャポニズム)の影響に触発された山水画文様などが特徴です。

アールヌーボーのデザイン、植物学をもとにした独特のモチーフ、手作りで温かみのある造形を皆様の生活シーンの中に取り入れて、心豊かなライフスタイルを送ってみてはいかがでしょう。

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