入園式、入学式、卒業式、結婚式。

そこにはパール（真珠）があります。

私が新川に入社した際、パールについて先輩や上司が教えてくれました。

「白いパールは喜びの、黒いパールは悲しみの 、それぞれの涙を表している。

そのため形は丸く、白いパールは多くの喜びと黒いパールは深い悲しみの気持ち表すために、連なっている。」

あれから約２０年。今でもお客様にパール説明をする時はこの話しをします。

「へーそうなんだ、なるほど」とお客様は耳を傾けて来れます。

その事を知らない人は、先ほどの「式場」に模造品を身に着けて行かれます。

たまにしか着けないモノだから「アクセサリー感覚で」選んで身に着ける。

高価なものではなく、取り敢えずの

「間に合わせのモノ」の感覚で。

何を身に着けて行かれるかはその人の自由。

ただ、「涙を表すモノ」と知った時、考え方が少しでも変わったら良いなと思います。

だからこの話は続けていきたいと思っています。

これから先の「涙を流す場所」で「涙（パール）」で後悔しないために。